• 中長期ボランティア
  • FSL-LTV-03C
  • インド
  • 2ヶ月間以上、最長12ヶ月。毎月第一月曜日開始

児童労働からの更生や予防

インド
コード FSL-LTV-03C
プログラム名 Child Right Promotion Project 児童労働からの更生や予防
開催期間 2ヶ月間以上、最長12ヶ月。毎月第一月曜日開始
背景 FSL-インド(Field Services and Inter-cultural Learning - India)は、ボランタリーサービスを通して異文化間の学習に焦点を当てた青少年育成組織で、青少年に異文化間の学習を理解するために異なる文化的背景で働く機会を提供し、グローバル化を促進するために設立され。これにより、若者の移動とボランティア活動を通じて人と社会の発展を目指し、異文化の側面を理解することで境界線をなくし、人々が調和して働けるようにする。
仕事内容 楽しい子ども時代を過ごし、保護者の保護と指導のもと安全な環境で育つことは、すべての子どもの権利。都会でも村でも、家庭でも学校でも、すべての子どもは搾取や虐待のない子ども時代を過ごすことができる権利を持ってる。子どもは国の希望であり未来だが、インドではこのような当然の権利を持てない子ども達が何百万人もいる。

児童労働の問題は、早急に取り組むべき深刻な社会問題。危険な職業に就いている子どもは公式に推定430万人(2011年国勢調査)で、インドは14歳以下の児童労働者の数が世界で最も多い国となっている。

児童労働は、衣料品、履物、レンガ窯、ステンレス鋼、ホテル、織物店など多くの産業や職業に従事し、吹きガラス、花火とマッチ、真鍮製品、電気メッキ、鉛採掘、石切り、錠前作り、ビーディー巻き(天竺葉でタバコを巻く土着のタバコ)などで行われている。
インドでは児童労働を防止するための法律が制定されており、全国で多くのNGOが児童労働の撤廃と子どもの権利の促進のために活動する。

防止策として採用されているのは、NGOやその他の関係者によって考案された、教育、保健、代替生計などの救助、救済、リハビリテーションのための介入策。

ボランティアとして、以下のようなコミュニティ組織と関わりを持つことになる。
- 路上で生活する子ども達のための特別な健康管理プログラム
- 搾取的な児童労働の実態を明らかにし、14歳以上の子どもを対象とした寮制のブリッジスクールや職業訓練プログラムに参加できるようにする
- 意識向上キャンペーンの実施
- 親やコミュニティ・ワーカーのためのトレーニングやキャパシティビルディングを促進
- 児童労働の防止/回復とカウンセリング
- 調査、文書化、適切なIEC(情報、教育、コミュニケーション)の設計、教育、コミュニケーション)の実施
宿泊 宿泊施設は、プロジェクトに近い地元の家庭に滞在することができる。2-3人のボランティアと相部屋になることもあれば、一人で滞在することもある。プロジェクトがボランティアに宿泊施設を提供することも。部屋は、他のボランティアやプロジェクトのスタッフとの相部屋。 食事は、 南インドのベジタリアンまたはノン・ベジタリアンの食事が朝昼晩に提供。飲料水として、安全なろ過された水が提供。
場所 プロジェクトは、南インドのさまざまな地域に展開されている。プロジェクト先は、バンガロール、マイソール、チェンナイ、クンダプール、ウドゥピ、マンガロール、北カルナタカ、ポンディシェリーのいずれか。プロジェクトの場所は、到着の1ヶ月前に通知され、オリエンテーションの週には、地域周辺のレジャー活動を知ることができる。
集合場所 クンダプール。バンガロールの北西440km、アラビア海の近くに位置し、マンガロールの北91kmのところ。到着後のオリエンテーションは、クンダプールで開催する。ボランティア参加者は、このオリエンテーションのために、毎月第1月曜日にクンダプールに到着する必要がある。当日は、Kundapurは電車やバスの便が良いところなので、ボランティア参加者は集合場所に集まり、ピックアップという流れ。行き方は、バンガロールまで飛行機で行き、そこから夜行バスでクンダプールまで来るか、マンガロールまで飛行機で行き、そこからバスかタクシーでクンダプールまで来るのが一番良い交通アクセス。最寄り空港は、ケンペゴウダ国際空港(BLR)
追加登録費 18,000 INR/月 (募集時のレートでは約34,700円)を現地到着時に現金払い。3ヶ月以上滞在する場合は、最初の3ヶ月分は一括で支払う。3ヶ月未満の場合は、全額を最初に支払う。
ビザ 雇用ビザ
備考 ・志望動機書提出。
・到着後クンダプールで3~5日間のオリエンテーションあり。
・月一回、進捗状況を話し合い、経験や遭遇した課題を共有する文化イベントあり。
・VISAは、新しいビザ規則により、インドの登録団体でボランティア活動をするためにインドに来るボランティアは、「雇用ビザ」(NGO/NPOで働くためのビザ)を申請する必要がある。それ以外のビザは認めらない。雇用ビザを申請するためには、インドの団体と雇用契約を結んでいることを証明する書類(契約書など)が必要。FSLインドでは、ご希望に応じてビザ申請に必要な書類を用意する。詳細については、以下のウェブサイトをご覧ください: http://www.immihelp.com/nri/indiavisa/categories.html

「雇用ビザ」を持ってインドに到着したボランティアは、インド到着後14日以内にFRRO(外国人登録局)に登録する必要がある。登録完了すると居住許可証(Residential Permit)が発行される。居住許可証はプログラム終了後の出国時に提出する必要があるため、必ず保管しておくこと。詳細はこちら→ http://indianfrro.gov.in/frro
主催者・支援機関詳細 2000年に設立され、2001年に法的に法人化されたFSL-Indiaは、インド信託法1882年に基づく公益団体。設立当初、青少年交換プログラムを通じて、世界の変革、進歩、成長をもたらすことを主な目的として、志を同じくする国内外の組織の支援を受けた。バンガロールに本部を置き、カルナータカ州(バンガロール、マイソール、クンダプール)、タミルナドゥ州(チェンナイ)、ポンディシェリーに地域事務所を持ち、経験豊かなスタッフが地域や地元のパートナーの協力を得て、全国で開発活動を支援する。毎年、国際的なパートナーや地元のNGOの支援を受けて、世界中から1500人以上の若者の動きを動員。

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