新型コロナウイルスに対するNICEの対応方針(第3弾。3/10付更新)

2020/03/10

新型コロナウイルスに対するNICEの対応方針
(第3弾・2020年3月10日付更新)
 
 特活)NICE(日本国際ワークキャンプセンター)は、新型コロナウイルスが国内外において
感染拡大し続けている状況を鑑み、国内外への感染被害抑止と団体の活動に参加する会員・
ボランティア、地域住民、職員等の安全確保の観点から、2/21に第1弾の対応方針を出しており、
この度3/10付で以下のように更新致しました。

1)まずはNICEが常に掲げる「安全管理・危機管理に関する基本方針をしっかりと運用する。
これに加えて、今回の事態の特殊性を考慮し、以下の措置を講じております。


2)海外事業、参加する日本人・国内在住のボランティアについて
* 海外に参加する日本からの全ボランティアには、更なる情報を別途送付しております。

① 中国(香港・マカオ含む)・韓国・イタリア北部へのボランティアの派遣を停止。
* 既にWeb等での参加者募集頁からは削除してあります。
* ひとまず5月開始分までを停止し、その後の状況次第では延長します。
* 刻一刻と状況が変わっているため、感染リスクの拡大によっては、
 他の新たな高リスク国・地域への派遣も停止することがございます。
 なおイランは提携団体・紹介プログラムが元々ないため、派遣しておりません。
* この他、日本からの渡航者に対する受入国の入国制限や隔離措置によって、
 参加できなくなるケースがあり、個別に該当者にはご連絡をしております
 (例:インド、ネパール、モンゴル、タイ、ベトナム北部の3月開始事業の一部)。
* 現在参加予定中・今後お申し込みになる方(特に3-5月開始事業の場合)は、
 上記の諸状況等により、開始直前も含めて入国できなくなったり、開催・受入が
 中止される可能性もあることを了承された上で、準備・手続きしてください。
 
② 中国(香港・マカオ含む)・韓国・イタリア北部・イラン経由の渡航を禁止。
* ひとまず5月開始分までを停止し、その後の状況次第では延長します。
* 既に受入が決まっていて上記を経由するフライトを予約済の方にも
 回避・変更するよう強く打診しており、原則禁止しております。
* 刻一刻と状況が変わっているため、感染リスクの拡大によっては、
 他の新たな高リスク国・地域経由の渡航を停止することがございます。
 
③ 感染予防行動の喚起
* 国内外の公的・専門機関が推奨する、予防方法への理解・実行を促します。
* 参加前後の自由旅行期間を、可能な限り短縮することも推奨します。
* また受入国の方針や現地団体の指示により、症状の有無にかかわらず、到着時や参加中に
 検温や病院での診察等を行う場合もございます。
 
④ 感染の疑いのあるボランティアの派遣を中止。
* 現在陽性の方はゼロですが、熱が続く場合等は必ず適切に、渡航・参加を中止・延期して
 自宅で待機したり、医療機関での診療を受けるよう、強く要請しております。
 
⑤ 他の場所・時期のプログラムへの変更料や、取消料を免除。
* 新型コロナウイルスが理由で、他の時期・場所へ変更した場合、無料で手続きしております。
 変更後のプログラムと参加費用に差額が生じる場合は、差額を請求または返金致します。
* 新型コロナウイルスが理由で、キャンセルした場合、銀行送金手数料を差し引いて全額返金しております。


3)国内事業、参加する外国人・海外在住のボランティアについて
* 国内に参加する海外からの全ボランティアには、更なる情報を別途送付しております。

① 中国(香港・マカオ含む)・韓国・イタリア北部からのボランティアの受入を停止。
* 日本政府が入国停止・制限している期間の措置となります。
* 日本や第三国に在住・長期滞在している、上記国民は通常通り、受け入れます。
* 刻一刻と状況が変わっているため、感染リスクの拡大によっては、
 他の新たな高リスク国・地域からの受入を停止することがございます。
 なおイランは提携団体が元々ないため、受入しておりません。
 
② 中国(香港・マカオ含む)・韓国・イタリア北部・イラン経由の渡航を禁止。
* 日本政府が入国停止・制限している期間の措置となります。
* 既に受入が決まっていて上記を経由するフライトを予約済の方にも
 回避・変更するよう強く打診しており、原則禁止しております。
* 刻一刻と状況が変わっているため、感染リスクの拡大によっては、
 他の新たな高リスク国・地域経由の渡航を停止することがございます。

③ 感染予防行動の喚起
* 国内外の公的・専門機関が推奨する、予防方法への理解・実行を促します。
* 参加前後の自由旅行期間を、可能な限り短縮することも推奨します。

④ 感染の疑いのあるボランティアの受入を中止。
* 現在陽性の方はゼロですが、熱が続く場合等は必ず適切に、渡航・参加を中止・延期して
 自宅で待機したり、医療機関での診療を受けるよう、強く要請しております。

⑤ 現地到着時に全ボランティアの体温・健康状態をチェック
* 中長期ボランティアの大部分は事前研修でNICE職員が、他の場合は初日の集合場所で、
 キャンプリーダーまたは受入団体の方が検温等をします。
* 万が一、37.5度以上の熱や他の症状が確認された場合は、可能な限りの隔離措置を取り、
 必要に応じて医療機関で検査・診療するように致します。
* ひとまず5月開始分までを実施し、その後の状況次第では延長します。

 
4)その他の業務・会議・イベント等について

① 在宅勤務・オンライン会議の実施・推奨
② 必要性・緊急性の低い会議・イベント等の中止・延期
③ 職員・会員に対する感染予防行動の喚起

  

 今後の状況の推移を注意深く見定めながら、随時必要な措置・対応を
追加または撤廃して参ります。
 
NICE 代表 開澤真一郎、事務局長 井口育紀、他専従職員・理事一同