国内・海外ボランティア活動を行う
国際ボランティアNGO NICE(ナイス)は
1990年の設立。国内・海外約90か国で
ワークキャンプ等の各種事業を行います。
●ガザでの即時停戦を呼びかけます。
●ウクライナと世界の平和を強く求める、緊急声明とアクション
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経験者・NICEスタッフから「こんな人におススメ!」
* 環境に興味がある人
* スペインの自然、伝統文化を満喫したい人
コード | SVI/ |
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ワークキャンプ名 | Aldea de Salgueiro |
日程 | 2016年 |
開催地 | Baja Limia-Serra do Xures自然公園内Salgueiro村 |
分野 | 環境 |
参加者 | 8人 |
背景 | 1959年設立のInstituto De La Juventud。政府の青少年省に属する。若者のボランティアを盛り上げ、社会問題を改善し、若者に有意義な余暇を提供するのが目的。多くのスペイン人も参加するため、満員になるのが早い。 開催地となるSalguerio村は山火事、農業や林業の手入れ不足によって荒廃してしまったところで、そこで環境に重点を置いた活動を行う。その村の復旧作業を通して、独自文化の保護、環境保護への意識を高めることがワークの目的となっている。 |
ワーク | 最近のワークは主に山火事や農業の喪失、森の環境維持に関わることを行う。この村の復旧作業を通して、ボランティア1人1人が自文化の保護、環境保護への意識を高めることがワークの目的となっている。 作業内容は植林やライ麦植え、村に繋がる道の清掃と整備、製粉上とオーブンの調整、民族誌文献の復旧、木造建築の建物の維持、巣箱の設置など、多岐にわたる活動を行う。 |
宿泊 | 村の総合施設。 |
その他の企画 | 航海、天文学、地図のワークショップ、山の生態系観賞、温泉、リサイクルワークショップなど |
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追加登録費 | なし |
空港 | Labacolla airport (サンティエゴ・デ・コンポステラ空港)など |
ビザ | 不要 |
資格 | 英語初級以上 |
備考 | 参加可能年齢…30歳以下 公用語…英語、スペイン語 |
参加費用に含まれるもの
39,000円(初参加の場合) |
《宿泊費・食費は無料》 |
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参加費用に含まれないもの
旅費 |
現地集合現地解散のため、航空券は、自分で好きな所で申し込みます。 |
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海外旅行傷害保険 |
必ず全員、海外旅行傷害保険に加入ください。NICEが提携しているTravel Safety Planに加入をおすすめしています。 |
追加登録費 |
このプログラムは、追加登録費はかかりません。 |
他の個人的費用 |
- 事前・事後の自由旅行 |
過去参加者からの声
- お名前
- K.Mさん(女性)
- 参加当時の年齢
- 20代(大学生)
- 参加期間
- 2015年8月21日~8月30日
- メンバーは?
- スペイン約15人、イタリア2人、フランス3人、ロシア1人、日本1人
- 費用トータル
- 約45~50万円ほど(個人観光含む)
※トランジットの調整等でこれより安価にすること可

集合場所までの行き方は?
ア・コルーニャ空港→(タクシー)→ア・コルーニャ駅→(renfe・電車)→オウレンセ駅 →(徒歩)→オウレンセバスターミナル→(バス)→キャンプ地
※ア・コルーニャ空港での入国審査は機内で入国カードがもらえないので英語が得意でなければ少し大変かもしれません。地方の空港なので職員の方の英語が若干聞き取りにくいです。私が入国審査で訊かれたのは「訪れた目的」「帰りのチケットを持っているか(持っていたら見せる)」「滞在するホテルの名前」です。大都市の空港で入国審査を済ませると無難かもしれません。
※ア・コルーニャ駅からオウレンセへ向かう時の切符はカウンターではなく券売機発行の全席指定なので早めに発券しておくことをお勧めします(因みにコインロッカー等はありませんが、ア・コルーニャのバスターミナルで安く荷物を預かってもらえるので待ち時間に観光ができます)
※オウレンセのバスターミナルからのバスは本数が限られているので集合日当日に行けばバスターミナルでワークキャンプ仲間と合流できます。
お役立ち情報、このプログラムならでは…
私が参加した時は日本人が私一人だけで、普段日本で外国人がいると目を引くような現象が自分に起こるという経験をしました。国籍・文化の異なるワークキャンプ仲間たちと異国での共同生活は生活習慣の違いや風習(サマータイム・時間にルーズ・シエスタ・食文化等)に戸惑うこともありましたがスペインならではの経験ができました。また、このプログラムではSalgueiro村の復旧作業にあたって村の歴史を学んだり、Salgueiro村のある自然公園に生息する野生動物について学んだり自然を体感するアクティビティもプログラムに組み込まれていて、ただ作業をするのではなく、どういう自然環境で、村人がどのような生活を営んでいたのかということを全体のプログラムを通し学ぶことができました。

活動レポート
Salgueiro村の観光地化に向けての復旧・整備作業(歩道の整備、施設に堆積した土の除去や草取り)。また、ボランティア活動以外ではウェルカムパーティー、ハイキング、保護したコウモリを野生に返す、カヌー、飛び込み、温泉、歴史祭の衣装作りと参加といったことをしました。

経験者からのメッセージ
プログラム中のウェルカムパーティーではワークキャンプ参加者がお菓子やお酒を持ち寄り、出身地域ごとにそれぞれ自国紹介をする時間があります。持ち物欄には記載されていませんが日本文化を紹介できるものやお菓子等を持って行くと盛り上がります。また、割と標高の高い地域なので夏場でも夜や天気が悪い日はセーターやジャケットが必要なくらい冷えることがあるので防寒対策をすることをお勧めします。 私は英語が苦手でスペイン語は全く話せませんがコミュニケーション手段は会話だけでないということをこのプログラムに参加して実感しました。身振り手振り、音楽やゲームで親睦を深めることもできます。音楽好きの人が多いので音楽プレイヤー等を持って行ったり、日本の漫画・アニメも海外で人気があるので話せるようにしておいたりすると話題も広がります。10日間のプログラムで初日と比べると最終日には英語力をあげることもできますし、自然環境からして日本とは異なる異文化を体験し、何より国籍を超えた友人をつくることができます。一生の経験、素敵な思い出をぜひつくってください。