国内・海外ボランティア活動を行う
国際ボランティアNGO NICE(ナイス)は
1990年の設立。国内・海外約90か国で
ワークキャンプ等の各種事業を行います。
●ガザでの即時停戦を呼びかけます。
●ウクライナと世界の平和を強く求める、緊急声明とアクション
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体験談・カンボジア Battambang

O.Mさん
First impressionはとりあえず緑!緑!緑!広大な自然に大興奮!
初めての海外。選んだ場所はカンボジア。いわゆる発展途上国。
カンボジアでの生活は驚きの連続で擦れ違う人、擦れ違う人みんなが幸せそうにほほえんでくれた。
お金がなくたって、生活が便利でなくたって、彼らは幸せそうにしている。
そう教えてくれたのは、ムスリムの村長だった。
彼らは家族が居て、みんなが笑って暮らせばそれだけで幸せなのだ。
もし日本で「あなたは幸せですか?」と言われたら何人の人が首を振るでしょうか。
少なくともカンボジアに来る前の私は、首を振れなかった。
私は幸せの意味をはき違えていて、幸せになるために上ばかりみて足元を見ていなかった。
家族がいて、愛する人がいて、みんなが笑えればそれだけでいいじゃないか。
このワークキャンプを通して、この言葉の意味を心から理解できたと思う。



「子ども」 柳沢 智子さん
「発展途上国の教育の現状を知りたい」という想いで、今回のこのワークに参加しました。印象としては、きちんと学校教育や家庭での道徳教育がなされていると感じました。例えば、自ら挨拶をする、借りた物を返すなどの基本的な物です。特に驚いたのは、日本文化を紹介するときです。子ども達に自由にお絵描きができるように、色鉛筆やクレヨンを貸し出していました。何本か紛失してしまったり、間違えて子どもが持って帰ってしまうだろうと思っていました。しかし、後片付けをしていると色鉛筆もクレヨンも元通り綺麗にケースに戻されていて感動しました。
もちろん、家庭によっては学校に行かせることも困難である状況にいる子ども達がいることも分かっています。しかし、今回関わった学校に通っている子ども達は、英語などの勉強や、基本的なマナー、礼儀や道徳もしっかり身につける事が出来ています。これは、周りの大人たち(家族や学校を運営しているFEDA やCYAスタッフなど)が子ども達にそのような面でもきちんと教育しているということです。私は、その事実をとても素晴らしい事だと思いますし、日本はカンボジアのこの姿から学ばなければならないと思いました。
カンボジアの子ども達が自立し自律するために、教育が不可欠であると考え、自ら動いているカンボジア人の青年たちを見て、日本にもこの意識は絶対的に必要であると痛感しました。カンボジアの温かい人たちに多くの事を学ばせて頂きました。現地の彼らに、何かしらの形で良い影響を与えられる事を願っています。


