国内・海外ボランティア活動を行う
国際ボランティアNGO NICE(ナイス)は
1990年の設立。国内・海外約90か国で
ワークキャンプ等の各種事業を行います。
●ガザでの即時停戦を呼びかけます。
●ウクライナと世界の平和を強く求める、緊急声明とアクション
体験談・タイ Loei

第2のふるさと (田中 枝美流さん)
タイの人たちは、どうししてあんなに優しいのかと思うくらい現地メンバーや村の人が優しくてホッとします。言葉が通じなくても、なんとなく言っていることが分かって感動しました。ルーいの人は人と物を分け合うことにためらいがありませんでした。村はとても豊かとは言えないですが、それでも毎朝たくさんの食べ物を托鉢で受け取ります。また、しんどそうな顔うぃしている人が1人もいませんでした。ニコニコしていて、明るくて、楽しそうな人々を見ていると幸せと貧しいことは別物なのだと気づかされます。
お坊さんはとてもお茶目でフレンドリーです。指差し会話帳を使って、日本語の勉強をしたり、日本人が持ってきたワサビを大量に食べてみたり…毎朝3時半からは瞑想をしました。その後お祈りをして、托鉢に行きます。ルーイの人たちはとても信仰深く、その信仰深さが心の豊かさにつながっているのかなと思いました。
水回りや食事など環境が日本と全く違い、抵抗を感じない訳ではないのですが小さいことと思えています。泥水で洗ったお皿を使っても、水のシャワーでも、お米の中に虫が入っていても、大したことはありませんでした。人間はとても丈夫にできているんだと気づきました。
今までは効率行動すること、安全に行動することを第一に考えていましたが、ルーイに行った後、結局楽しもうとする気持ち、楽しいという気持ちが1番大事なのだと確信しました。言葉では言い表せないたくさんの事を学びました。とても素敵が経験ができたと思います。ルーイは私の価値観を一変させ、「幸せ」の意味を教えてくれた私の第2の故郷です。




(横田 のはらさん)
瞑想やお経の練習をした。慣れないことで足や腰が痛くなったけど、呼吸だけを感じることで頭をリセットして、真っ白にする。そして内から感じるものを感じることでリフレッシュする。お寺の建設の手伝いでは砂や出来立てのセメントをみんなでバケツリレーして運んだ。セメントから作って一番汗をかいた作業だった。
仏教で教わったことは、①殺さない ②盗まない ③家族を大切にする ④お酒は程々にする ⑤嘘をつかないということ。これを守ることが間違った幸せではない道に進んでいないか確かめられるポイントだそう。また、朝の托鉢では素足で村の人たちに挨拶しながら歩き、人と物を分け合うことを学んだ。Free Dayに洞窟の見晴らしのいい場所に案内してくれたお坊さんや相談を聞いてくれたお坊さん達には本当にお世話になった。最後にミサンガを手首に結んでくれて「いつでもおいで」と言ってくれて嬉しかった。