国内・海外ボランティア活動を行う
国際ボランティアNGO NICE(ナイス)は
1990年の設立。国内・海外約90か国で
ワークキャンプ等の各種事業を行います。
●ガザでの即時停戦を呼びかけます。
●ウクライナと世界の平和を強く求める、緊急声明とアクション
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参加者プロフィール
- 名前
- 田中朝輝さん
- 年齢
- 20歳・大学2年生
- ボランティアや海外経験
- アメリカ渡航経験あり。一人で海外・アジアは初めて
- 英語力
- 何とか日常会話ができるレベル
- 参加国・プログラム
- タイ(3月参加)/Peace Village 国際異文化教育と自然体験
▼一番の難関:集合場所まで行くこと
集合場所まで1人で行くことがこの旅の一番の難関で、わたしは不安でいっぱいでした。
日本で事前に集合場所であるバスターミナルの場所を調べ、運よく日本語で説明されているサイトがあったので、それを見て予習しました。
現地の空港から集合場所までは電車とバスを乗り継いで行きました。
電車は英語表記と車内放送があるのでまだ安心ですが、バスは本当に難しかったです。
バスに乗り、運賃をタイ語で言われても理解できず、近くにいた優しい方が英語で教えてくださいました。
集合場所に到着すると、メンバーと無事合流できて安堵しました。
ある1人のメンバーが、飛行機遅延のため集合時刻に間に合いませんでしたが、
ワークキャンプ地にいくバスがまだ多くあることをリーダーが確認し、皆でそのメンバーを待ちました。
最後は全員揃ってワークキャンプ地に向かいました。万が一遅れても、落ち着いて連絡すれば何とかなると思います。
▼慣れない生活環境
日本と比べると清潔さが違いました。日本が清潔すぎるだけかもしれませんが、最初は慣れませんでした。
また虫の多さに困りました。 眠る時も耳元で蚊が鳴くので、3時間くらいしか眠れない日もありました。
涼しくて扇風機をつけていない日でした。虫コナーズを日本から持って行きましたが、効果があったのかは疑問です。
虫除けに一番いいのは、扇風機をつけることです。風で虫がどこかへ行きました。
▼恵まれたキャンプメンバー
しんどいことも自分から率先してする人、いつも笑顔でみんなを笑わせてくれる人、
優しさと愛に愛される溢れている人、まわりのことに気を配れる人、積極的に英語を話し人と関わろうとする人…
キャンプメンバーは皆尊敬できるところがあり、私もこんな人になりたいと思わせてくれた皆と、
晩御飯の後におしゃべりをしたりゲームをする団らんの時が一番好きな時間でした。
呼びかけたわけでもなく、自然と人が集まる雰囲気の家はとても素敵でした。
メンバー一人一人が考えていることを聞いたり、またそれについて考えたりしたことは、これから生きていく上で大切な経験になったと思います。
尊敬できる素晴らしい仲間に出会え、出会って2週間とは思えない家族のようで、お別れの時には泣きました。
▼子ども達からもらったパワーと元気
ワークは、学校の子ども達に切り紙や折り紙、英語を教えることでした。
どうすれば子ども達に分かってもらえるか、楽しんでもらえるかを考えました。
私が授業をする側でしたが、逆に子ども達からパワーと元気をもらいました。
「先生、先生!」と呼んでくれたり、懐いてくれることが本当に嬉しかったです。
小学校の壁にペインティングもしました。暑くて大変でしたが、終われば達成感でいっぱいになりました。
▼充実したフリータイム
タイの人達は皆親切で笑顔でした。日本にはないおおらかさと豊かさがあって、心が落ち着きました。
言葉は通じなくても、伝えようとする姿勢があれば気持ちは伝わります。
でも、英語が話せるに越したことはありません。
ワークの教育以外にも、しゃもじ作り、畑で自然体験、魚とり、木炭づくり、他にもいっぱいアクティビティが充実していました。
キャンプメンバー、現地の人々、リーダーみんなに感謝、感謝、感謝!!!