国内・海外ボランティア活動を行う
国際ボランティアNGO NICE(ナイス)は
1990年の設立。国内・海外約90か国で
ワークキャンプ等の各種事業を行います。
●ガザでの即時停戦を呼びかけます。
●ウクライナと世界の平和を強く求める、緊急声明とアクション
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ミーティングのHow To ~ワークキャンプリーダーお役立ち情報集~
ミーティングの進め方


日々の振り返り
毎日5分でも、1日の終わりにシェアができるとコミュニケーションが円滑になったり、信頼関係が築けたり、トラブルの早期解決にもなります。キャンパーが疑問に思っていることが分かったりもするので、特にワーク初日の夜に振り返りを実施してみるといいでしょう。
▼手でバロメーター
「体調」「ワーク内容」「食事」など聞きたいことについて、各々が手でバロメーターを示す。
ワーク中
▼ヒヤリハット(KYK=危険予知活動)
ワークの休憩中に行います。
①ヒヤリとしたこと、はっとしたことをシェア
(転びそうになった、指を切りそうになった、何かにぶつかりそうになった等)
②原因を考える
③再発防止策を考える
ex) 山で転びそうになった
→原因は?
疲れていたのか、重いものを持っていたのか、滑りやすい靴を履いていたのか…
→対策は?原因によってみんなで考えてみる
(共通)ミーティングの姿勢
① 時間を決める
〇時までに終わらせよう!と終了時間を明確にしたり、 タイムスケジュールを作ったりすることで、全員が集中しやすくなります。
② ミーティングの目的・ゴールを明確にする
なんのためのミーティングなのか(アクションを考えて実行したいのか、アイデアを募りたいのか、情報共有をしたいのか等)、明確にしましょう。 また「今日は〇〇が決まることがゴール」というように、あらかじめゴールを全体で共有しておくと進行がスムーズになります。
③ できるだけ飲食をしない
飲食しながらのミーティングは、和やかな雰囲気になるかもしれませんが、集中できないためあまり得策とは言えません。
④ 「意見のある人いますか?」で始めない
話したい人が話したいことだけを話すのは、いいミーティングとは言えませんし、発言力のある人が必ずしも的確な意見を言うとも限りません。また、それだと発言しにくい人は主体性をもってミーティングに臨めません。
ミーティング参加者全員の意見やアイデアを机の上に広げてから、どれが重要事項かを検討し、議論を深めていきましょう。
以下の方法が有効です。
* ブレインストーミング 個人個人でアイデアをふせん等に書きだしてから、全体シェア。
* 最初に2-3人の少人数で話してから、全体に意見をシェア
⑤ 議論は書いて、視覚化する
「今、何について議論してたんだっけ?」「この議論のゴールってなんだっけ?」など、ミーティングの方向性があいまいになってしまうことが、空中戦で進めているときに起こりがちです。
そこで活躍するのが、ホワイトボードや大きめの紙です。
最初に最低限、会議タイトル(Middle Evaluation等)、日時、議題と今日のゴールだけでも記しておくと良いでしょう。全員の見える位置にその情報を置くだけで、会議の脱線がなくなるはずです。
複数の議題がある場合は、議題がひとつ終わるごとにチェックを入れると進行状況が目に見え、参加者のモチベーションも上がります。
ポストイットに書くのもオススメ。後々アイデアのグルーピングがしやすくなり、視覚的にも整理されるからです。
⑥ 「まず聞く。意見を否定しない」等のルールを決めるのも◎
ミーテイングの目的に応じてルールを設定してもいいでしょう。
ミーティングの目的を達成するために有効なルールを設定し、ホワイトボードの隅に書いておくなどして常に見えるようにします。
<ルール例>
・相手を非難しない ・人の話を遮らない ・文句は言わない ・一人の発言は〇分まで
・全体否定をしない(否定は代替案とセットで) ・違いを受け入れて楽しむ
・発言を支援し合う ・失敗を歓迎する ・伝えることを諦めない
など
⑦ 文句や批判ではなく、「じゃあどうするか?」を考える
文句や批判を言うこと自体は悪いことではありませんが、「じゃあ代わりに何ができる?」というように、未来の前向きな話をしましょう!