国内・海外ボランティア活動を行う
国際ボランティアNGO NICE(ナイス)は
1990年の設立。国内・海外約90か国で
ワークキャンプ等の各種事業を行います。
●ガザでの即時停戦を呼びかけます。
●ウクライナと世界の平和を強く求める、緊急声明とアクション
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リーダーはキャンプを通してリーダーになっていく
- 名前
- 杉山佳与さん
- 性別
- 女性
- 所属
- 社会人
- 担当プログラム
- 日本・富田林ワークキャンプ
インドネシア・Tegal Rejoワークキャンプ - 内容
- イベント企画・運営、現地の事に関するディベート


Q なぜリーダーを務めようと思いましたか?
初めて参加したワークキャンプ(インドネシア Tegalrejo)でたくさんのことを経験して、もっとこの活動に深く関わりたいと思いました。活動を活発にするにはキャンプリーダーになるしかないと思い、同キャンプのリーダーを希望しました。
大阪の富田林のキャンプは、自分の詳しくない自然に関する分野だった上、外国からの参加者ばかりでした。そのため、語学力を上げるだけでなく、自分の視野を広げるためにもチャレンジしてみようと思いました。

Q どのような活動が印象的でしたか?
Tegalrejoでは、自分自身が現地リーダーとしてスケジュールを考えたことです。他にも、参加者と話し合い、ミニ運動会を計画して行ったことや、この売春街の未来を考えたことが印象に残っています。
富田林では参加者にひたすら通訳したことや、原発、自然保護、民族など様々な話題について、ロシア、フランス、イタリア、ペルー出身の参加者と毎晩のようにディベートしたことです。

Q 大変だったこと、辛かったことはありますか?
Tegalrejoにおいて感じたのは、インドネシア人の時間のルーズさ、予算の少なさです。資金を集めようとファンドレイジングも考えましたができず、時間やお金の関係で遂行できなかったプロジェクトもありました。
富田林では、各国からメンバーが集まっていたため、「〇〇(国名)出身は嫌いだ」という会話を聞くのが辛かったです。ぎくしゃくすることも多々ありました。
Q 必要なスキルや気をつけた方が良いことはありますか?
やはり語学力は重要。ただの参加者ではないのだから、様々な場面に対応できるだけの語彙力は持ち合わせたいですね。
次に、国際的な視点。「日本ではこうなのに」が通用しません。日本のキャンプであれば、日本の文化を説明できるだけの知識とそれを押し付けない努力も必要だと思います。宗教上のタブーもあるので注意しましょう。
最後に、人間関係における注意点です。人と接する上で、笑顔は常に心がけましょう。また、一人で決めず人に相談できる素直さ、しかしダメなときはダメ!という強さが重要です。
Q 何かリーダーを経験して得られたことはありましたか?
先程書いたスキル、力に加え、同じ時期にリーダーを務めた、志ある仲間と出会えたことです。また、自分がいかにできないことが多いか、いかに周りに助けてもらっているか知ることができ、以前より周りに感謝できるようになりました。
Q 現在、インドネシアで先生をされているということですが、インドネシアのキャンプ経験と現在のお仕事について何か関係はありますか?
関係あります。インドネシアにもっと深く関わりたい!と思ったのが大きいです。6年前、「mau ke mana?(どこ行くの?)」とTegalrejoの子どもに言われたのが分からなかったことが悔しく、インドネシア語を勉強するきっかけとなりました。そして、現地で仕事をしたら、もっと話す機会も増えるだろうと。
まだまだ分からない言葉もたくさんありますが、昨年Tegalrejoに訪問した時に、現地の皆とインドネシア語で会話できたのが嬉しかったです。<
Q リーダー経験はどのように活かされていますか?また、今後どのように活かしていきますか?
リーダーになったからというより、ワークキャンプに参加したからという視点ですが、元々自分の意見を変えるのが苦手でしたが、周りの意見を言受入れたりしながら柔軟に考えられるようになってきました。また、様々な国が身近になりました。その経験から、クラスの子ども達に、自身の経験を持って多文化についての話をすることができるようになりました。
Q 最後に、今後リーダーをする人にアドバイスやメッセージをお願いします
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