ESA(エコたわしアクション)について

1) エコたわしって!?


 アクリル毛糸の細かな繊維が油汚れを絡め取るため、よっぽど油汚れがひどくなければ、ほとんどの食器を洗剤なしで洗えます(特にお湯で洗うと効果的です)。食器の他、風呂桶、洗面台、インテリアなどの掃除に幅広く使えます。そのため、

① 環境にいい!洗剤の使用が激減し、水環境の向上に役立ちます(下水場がある場合も負担軽減に)☆
② 健康にいい!「飲めない物は体に付けるな!」皮膚から入る化学物質も激減で、手荒れもさよなら☆
③ 家計にいい!大事に使えば何年も使えるし、洗剤を買わずに済む分、お金も節約できます☆
④ 効率もいい!洗剤をすすぐ時間がない分、皿洗いもクイックに。家族で家事の分担もしやすく☆
⑤ 社会にいい!NICEのエコたわしを使えば、ベトナムの水上スラムの女性達の生活も向上します☆

2) ESAって?


① 水環境保全のため、世界・日本でエコたわしを推進するアクションです。

 2003年の「国際淡水年」に、ケニアでの水タンク作りなどと共に、NICE会員の発案により始まりました。日本・アジアの多くのワークキャンプやキャンプリーダー合宿で、世界の水問題の学習も混ぜながら、世界中から集まったボランティアや住民の方々とたわし作りワークショップを行い、推進しています。
 特にアジアの農村部では、生活排水がそのまま川に流され、汚れた水を使って生活している地域が少なくありません。エコたわしを使うことで少しでも汚染源を減らすと共に、環境意識と生活様式の変革も狙っております。 また国際会議でもワークショップを行い、欧米やアフリカのNGOリーダーを通じて、世界中にも紹介しています。


② 特に、ベトナムとのフェアトレード型のアクションがメインです。
 2009年からは後述のように、ベトナムの水上スラムで暮らす女性達に作ってもらったエコたわしを、日本から来たボランティアが特別ワークキャンプを通じて持ち帰り、日本で販売して売上の1/3ずつを①彼女達の生活向上、②地域のインフラ整備、③毛糸購入費、アクションにかかる送料・交通費・事務費に充てる活動を行っております。現在皆さまに販売しているたわしも、彼女達が作りました!

3) たわしを購入する!

●簡単&手数料不要!クレカで購入☆
1個購入はこちら(300円+送料84円)
 
10個購入はこちら(3,000円。送料無料)
 

●銀行振込の場合
 ゆうちょ銀行 〇一八支店 普通口座 0331226 口座名:シーダーズ」まで、1個あたり384円(送料込み)をお振り込み頂き、in@nice1.gr.jp(梶田)までお名前・ご住所をお知らせください。10個以上から送料は無料とさせて頂きます。

●以下のNICE事務局でも直接、購入できます。
 ▽全国事務局 (神奈川県横浜市) ▽関西事務局 (大阪府大阪市港区)

●ご協力のお願い!
* 2022年3月、高校教師の方が担当クラスの卒業生達へのプレゼントに購入して頂きました!結婚式の引き出物の一部、職場でのクリスマスやバレンタインでのプレゼントなどにもいかがでしょうか!?
* 「自分のお店に置きたい」「イベントに出展して販売したい」「紹介したいお店がある」など、大歓迎&大助かりです!お気軽にお問い合わせください。

 

4) 現地で活動する!

● 2022年9月より3年ぶりに、現地でのワークキャンプが再開しました!
開始 終了 主なワーク(クリックで詳細へ)  
09/11 09/24 エコたわし等で水上スラムを応援
9/11-19の9日間参加はこちら
9/16-24の9日間参加はこちら
9/16-19の4日間参加はこちら
日本から4名が参加して大活躍!
12/18 12/30 エコたわし等で水上スラムを応援
12/18-26の9日間参加はこちら
12/23-30の8日間参加はこちら
12/23-26の4日間参加はこちら
11/11現在で4名決定済。
参加者大募集中です!

● 最新情報は、こちらをご覧下さい!

5) ESA開始の背景

 ベトナムの首都ハノイ。そこには急速な経済発展ときらびやかな暮らしの影で、底辺にあえぐ人々がいます。親戚のDVから逃げ出した。一攫千金を狙って都市に出たが、失敗した。悪い人に騙され、お金と土地を無くした。そんな様々な事情で家も仕事も故郷も失った彼らが最後に行きつき、寄せ合って暮らすスラム「漁師村」が紅河のほとりにある(実際は漁はしないが、水上に住むのでそう呼ばれる)。夫が酒に溺れて働かなかったり、死別や失踪された女性も少なくない。女性達は近くの市場で捨てられた青果を拾って売り歩くが、1日1ドル位しか稼げないので、何とかその日食べていくのが精いっぱい。多くの子どもが学校に行けず、病気になっても医者にかかれない。

 現地のNGO・SJVは、2004年の発足からこの漁師村に日本・世界の国際ボランティアを集め、子ども達に無料で教育や昼食を提供したり、安全のために浄水器を作るなど、色々な形で彼らを応援してきました。

 2008年、NICE代表・開澤が漁師村を訪ねた際、村長に手紙を渡されました。「Anhと申します。24歳です。私は6年前に息子を出産した時、病院にお金を払えなかったので、出生証明書をもらえませんでした。このままでは来年から小学校に通えません。どうか50ドルを下さい!」


 そこで、NICEが水環境保全のために世界中に広げていた「エコたわし」の編み方を彼女に教え、滞在中に25個を作ってもらって、1個2ドルで買い取りました。男の子は学校に通えることになり、その話を聞いた大学生の松岡さんが翌年、漁師村に通って多くの女性達に編み方を教え、「エコたわしアクション」が本格的に始まったのです。

6) 実績とこれから

 ESAワークキャンプが始まって13年(2022年9月現在)。NICEとSJVは年4回のワークキャンプを行い、数百名の日本人ボランティアがハノイの若者や漁師村の人達と屋根や床を直したり、畑や豚小屋を作ったりしながら、友情と連帯感を育んできました。子ども達も学校に通えるようになりました。

 彼らが日本に持ち帰ったエコたわしは、4,665個も売れ、寄付と合わせた売上約215万円の大部分が、女性達の生活資金とボートハウスの改修等に充てられ、米代をこの収入で賄ったり、自分で店を持つようになった女性もいます。

 スラムの女性リーダー・Anhさん(最初にたわしを編んだ人)を、2016年に日本に招待しました!(クラウド・ファンディングでは23人から31万円を頂き、目標達成)。以前の参加者が国際ボランティア大賞で発表したファイルもご覧ください!


 が、生活はまだまだ厳しく、村長が医者にかかれず亡くなったり、質素な家で寒さに耐えられず火を焚いたため男の子とお婆ちゃんが焼け死ぬ等の痛ましい出来事も絶えません。また2020年からコロナ禍によって、ワークキャンプも停止し、困窮に拍車がかかりました。

 そのため今後も、エコたわしの制作・販売を通じた生活向上に取り組み続けます。ワークキャンプも2022年9月から再開します!更にはより根本的な解決策として、培った信頼関係や蓄えた資金を基にしながら、郊外の空き施設に移住し、広大な土地を使った有機農業とその加工、エコツーリズムの受入などを営む長期的な構想も現地のNGOやアンさんと話し合っております。
 皆さまのご協力が必要ですので、ぜひお願い致します!

7) ツール集

このプロジェクトに関する絵本

 
アクリルたわし販売時に使用していただける、商品タグをまとめました!
▷▷▷販売ツールはこちらから◎

8) Q&A


● 洗ったお皿やたわし自体は、不衛生にならないで、大丈夫なの?
 はい。しっかり汚れを水で落として乾燥させれば、基本的に問題ありません!むしろ洗剤を使って、お皿に残っている方が心配。。たわしが汚れたら、煮沸消毒や天日干しできれいにしましょう。ボロボロになったら流しやコンロ掃除にも使えます!

● マイクロ・プラスチック汚染の元になるのでは?
 ごく微量ずつでも離れた繊維が水に流されるのは、事実です。実際、私達も活動を始めた当初から、日本・世界で伝わる米のとぎ汁、灰などを使った皿洗いも紹介して参りました!
 ただ私達は正と負のインパクトを(種類は違いますが)総合的に考えると、正の方がかなり大きいと判断し、推進を続けております。少なくとも大多数の場所で使われている、合成洗剤と一般のスポンジよりは遥かに良いことは間違いありません。また天然の洗剤でも、森林破壊や富栄養化による水質汚染の元になる面もあります。
 木綿や麻など、天然由来の素材も、汚れを落とす効果が遜色なく、コスト・確保・制作技術等もクリアできれば、推進していくという構想もございます。

● ベトナムの女性に、たわし以外のものも作ってもらっては?
 はい。今までもシュシュなどを作ってもらったこともございます。エコたわしの実用性や環境面での魅力にはかなわないこともあり、ここ数年はたわしのみになっております。が、これからも、特にベトナムの伝統文化や自然環境をうまく活かし、買う方の希望・ニーズに合うものがあれば、積極的に検討致します!