魅力いっぱい!北の大地のエコビレッジで、スペシャルなスタッフを募集☆

中長期ボランティア
コード NICE-22L-YO
中長期ボランティア 余市エコビレッジ
開催場所 北海道余市町  受入団体:北海道エコビレッジ推進プロジェクト(HEPP)
期間 1)長期スタッフ:2022年4月~2023年3月末(延長あり)
2)中期スタッフ:2022年4月15日~10月15日(2ヶ月間以上必要。部分参加の場合は必ず申込用紙の備考欄に希望期間を明記して下さい。)
分野 環境
参加者 1)長期スタッフ1名 2)中期スタッフ2名(外国人可)
背景 北海道エコビレッジ推進プロジェクト(HEPP)と、2014年より実施。
 「持続可能な暮らしと社会」の推進を目的に、環境的にも社会的に豊かな次世代の地域モデルの創造・普及啓発にかかる活動を、北海道で実践。食糧やエネルギーなど暮らしに必要なものをできるだけ自ら作りだし地域で共有するシステムや、包括的な学びの機会を広く提供するとともに、生産者と消費者、都市と農山村をつなげ、多様な人々の学びや交流の場づくりも目的とする。余市町にある余市ハル農園周辺地域を舞台にエコビレッジ作りに取り組んでいく。果樹作業体験の他に様々なワークショップも実施している。
 新年度を迎え、スタッフ1名がエコビレッジを卒業(退職)するにあたり、インターンスタッフ(NICEでは中長期個人型ボラ)を募集することになった。
仕事 1)長期スタッフ:①教育旅行(SDGs研修)やイベントの企画運営を主体的に担う。ボランティアをコーディネートしたり、②地域プレイヤーとの調整等を通じて、主体的にチームづくりに貢献。また、③SNSを通じた広報・情報発信、④ゲストハウスの宿泊客、会員や住民等の接客、⑤農作業やものづくり等のお手伝いも。
週 40 時間程度の労働で週休1日が基本だが、勤務日と労働時間はイベント開催や作物の状況に合わせて不定期。繁忙期は超過勤務や連日勤務もあり。イベントや畑作業のない時期は研修や旅行のための長期休暇も可。またアルバイト(農業、観光業等)の斡旋や起業の支援も受けられる。共用車の利用可能

2)中期スタッフ:ゲストハウスの利用者が快適に過ごせる環境づくり。①ゲストハウス利用者やスタッフの食事づくり、②各種プログラムの事前準備、③参加者の滞在の手助け、④施設の清掃や道具の整理整頓、草刈等、敷地全般の維持管理、⑤主に住民や宿泊客が食べる野菜を栽培するために必要な育苗や播種、間引き、誘引、除草、収穫等、⑥ワインぶどうの栽培や醸造をはじめ、野菜や果物の加工、家畜のお世話、⑦ガーデン、タイニーハウス等、ものづくりの手伝い、⑧近隣農家の農作業や地域行事のお手伝いを通じて、地域との良好な関係づくり。
 週30時間程度の労働、週休1日が基本だが、勤務日と労働時間はイベント開催や作物の状況に合わせて不定期。シフトで休暇を取得。近隣農家でのアルバイトの斡旋も受けられる。
場所 余市町は、北海道の西部、積丹半島の東の付け根に位置する町。平成26年度後期のNHK連続テレビ小説「マッサン」のゆかりの地。ワインぶどう生産量全道一。ウィスキーも有名。
宿泊 1)長期スタッフ:個室(宿泊客の多い時は相部屋もあり)。2)中期スタッフ:原則相部屋(外国人や学生ボランティアと部屋を共有)。コンポストトイレと太陽光パネルでの生活になるが、限られた資源を大切に使う学びの機会になる。他の職員と交代で自炊(菜食も可)。喫煙は場所限定。インターネットは限定して提供。
地図
募集情報

▼ 募集情報

企画者・参加者の声 共に働く仲間だけでなく、宿泊客や地域の関係者など幅広い応対が求められる職場です。また、一緒にご飯を作って食べる、共同空間を過ごしやすくするシェアメイトとしての責任や、子どもや外国人を含む多様なコミュニケーションはこの仕事の大きなチャレンジであり、自身の能力を高める貴重な機会です。一方、働く環境と住まいの環境が近接したオン・オフのない暮らしにはストレスも多く、他者と調和しながら自分の健康やモチベーションを維持することが肝要です。そこで、必ず事前に最低1週間、できれば2週間程度のお試し体験をしていただき、上記の役割や条件をベースにお互いによりよい労働条件や生活環境について話し合いの上、決定します。お試し期間の滞在費は無料ですが、現地までの交通費はご自身で負担していただきます。時期や内容についてはご希望に合わせて調整します。(北海道エコビレッジ推進プロジェクト 理事長 坂本純科さん)
企画  
その他 北海道エコビレッジ推進プロジェクト(HEPP)のHPはコチラ
★待遇は、1)長期スタッフ:報酬月額 8 万円(使用期間 1 か月は無給。2 年目から増額あり)。滞在費 3 万円(家賃、光熱費、食費、保険含む)
2)中期スタッフ:報酬なし、滞在費無料。ボランティア保険加入
資格 ■(必須ではないが望ましいもの):日常会話以上の英語力。普通運転免許を持っていてマニュアル車が運転できる。農機具など機械の操作やメンテナンスができる。旅行業や旅館業で働いた経験
■(向いている人):体力に自信のある人。マニュアルやお手本のない状態で考えたり、試行錯誤してみたい人。 ・知らない人と積極的に交流したり、人のお世話が好きな人。チームで作業したり、共同生活を楽しめる人。主体的に判断したり、行動したり出来る人。食べることが好きで、料理が得意な人。整理整頓ができる人。基礎的なパソコンが使える人(ワード、エクセル)。高校生と障がい者は不可、カップルや親子は応相談。
こんな魅力 得られる経験は、ゲストハウスの運営や接客、畑の野菜や果物、季節の野草などを栽培、調理加工、ワインブドウの栽培と醸造、イベントやプログラムの企画、運営、広報、自給的農業やセルフビルドなど環境負荷の少ない手作りのライフスタイル、基本的な環境問題やエコビレッジ、トランジションタウンについての知識。専門家や実践団体とのネットワーク、行政、観光、生産者など地域の多様なプレイヤーと連携した地域づくりの実践
【受入団体より、追記】
NPO 法人北海道エコビレッジ推進プロジェクトは「持続可能な暮らしと社会」(=エコビレッジ)」を創造するための技術や考え方を学び広める団体です。

昨今の地球環境問題と毎年のように発生する大規模災害、新型コロナのような感染症などの問題からも、今の私たちの暮らしが持続可能でないことは明らかです。 環境問題だけではありません。過疎化の進む地方の高齢者、孤独を極める都市住民、海外からの移住者増加に伴う異文化や格差の問題…人びとの不安も深刻です。今、私たちが享受している便利さが有限の資源の上に成り立っている以上、それがこのまま永遠に続かないのは間違いありません。 さあ、問題は何となく理解できたような気がします。でも、自分はどうしたらいいか、社会はどこからどう変わっていくのかわからないという人は多いでしょう。この文章を読んでくださるあなたもその一人かもしれません。

私たちは「持続可能な暮らしと社会」というゴールに向かって、少しずつトランジション(移行)していこうという活動をしています。2014 年「持続可能な暮らしや地域づくり」を抽象的な概念や座学の知識だけではなく、現場で学んだり体験できる場としてエコカレッジを設立しました。「馴染んだ便利さを捨てるのは難しい」「グローバルな仕組みの中で自分ひとりの力は小さ過ぎるのでは」そんな迷いを抱えながらスタートするには、一緒に取り組む仲間、練習できる場所、様々なセクターが一緒になって行う実験、そして見本となるわかりやすいモデルが必要です。

私たちは「行動したい」と目覚めた人びとがアイデアや情報を共有しながら実践に結び付けていくことを目指しています。地域の資源を再発見したり、課題を解決しながら主体的に「気づく力」「考える力」「協働する力」を養う場、地域の生産現場が都市住民の学びになったり、都市住民の気づきが地域住民の喜びになったりすることで、互いに学び合い、支え合う関係を創ろうとしており、最近では町内の公的機関や事業者も巻き込みながら地域ぐるみの活動に成長してきました。

学びのプログラムは、子ども向けの農村体験から修学旅行、大学や企業との人材研修まで多岐にわたっています。化学的なものを使わずに野菜を育てたりワインをつくったり、太陽光パネルやコンポストトイレなど環境に負荷の少ない住まいについて学んだり、海や森とのつながりを考えながらサステナブルな観光を進めたりしてします。また、経済的にも人間的にも持続可能であるためには、お金や組織も欠かせないテーマです。ここでは、チームビルディングや多文化コミュニケーション、ソーシャルビジネスや循環型経済の仕組みなども実践的に学びます。

エコビレッジの取り組みを、広く地域の自立や社会の課題解決とつなげていくために、2022 年のスタッフを募集します。 日々の農作業などを通じて自給スキルを身につけたり、仲間と共生するエコビレッジライフを体験したり、多様な専門家や魅力的な生き方を実践している人と出会ったり、あなたの人生にとって貴重な財産になるでしょう。新年度を迎え、スタッフ1名がエコビレッジを卒業(退職)するにあたり、インターンスタッフ(NICEでは中長期個人型ボラ)を募集することになりました。