放置された竹をにして石油の代わりに使う、気候変動を防ぐための特別プログラム♪

夢袋SCC(熊本県水俣市) 2021/9/1~11/20 の間で1ヶ月以上

中長期ボランティア情報
コード NICE-SCC1
事業名 夢袋SCC
開催場所 熊本県水俣市  受入団体:NPO法人 植物資源の力
期間 2021/9/1~11/20の間で1ヶ月以上
分野 環境・農業
参加者 日本人2名、外国人2名
背景 特活)植物資源の力(NAP)と共催で、短期は1992年、中長期ボランティアは2011年から開催。NAPは生態系の循環を促進し、森や海藻の再生や新生を促す地元のNPO。  孟宗竹や真竹は元々中国から持ち込まれた外来種だが、生育力が強く、うまく活かせれば有用な資源となる。が、他の多くの農山村と同様に水俣でも、深刻な過疎化・少子高齢化(農家は平均75歳!)と生活・産業の変化によって、多くの竹林が放置され、野放図に広がってエコシステムに深刻な被害を生んでいる。一方で袋湾は生物多様性に関わる日本の重要湿地帯500選に選ばれ、中学校ではスキューバ・ダイビングやアマモの育成も含めた環境教育を行っている。
管理に労力が回せないので、長期滞在しているボランティアが竹林整備を行い、伐採した竹も  1992年から開催される短期ワークキャンプと共に、中期ワークキャンプでも森づくり、農作業、環境教育、祭りの手伝い等に継続的に取り組み、地域活性化にも寄与している。2016年からはNICEが提唱し、アジア4ヶ国で共催するSCC(気候変動防止事業)としても行われ、19年は4ヶ国4名の中期、5ヶ国6名の短期ボランティアが、地域の方々と1ha程の竹林を再生し、保育園等で暖房の燃料に使われる541kgの竹炭を作って、1.1トンのCO2排出量削減に寄与した!
仕事 1) 生態系を豊かにし、竹林のCO2固定量を増やす効果もある、竹の間伐
2) 石油に代わる燃料として活用するために、1)で伐採した竹で炭を作る。
3)中学生の海の環境教育プログラムや柑橘類・玉葱の収穫等、他の様々なお手伝い
場所 熊本県の最南部、鹿児島県の県境に位置。山と海に囲まれた自然豊かな場所。平成9年に熊本県が水俣湾の魚介類の安全宣言を発表。漁業や海水浴も再開し、綺麗な海が広がる。
宿泊 一軒家のボランティアハウス(住民の方にお借りしているので、労って使いましょう。最初の1-2週間はコーディネーターの自宅に住ませて頂く予定)。交代で自炊。Wifiの利用可能。作業地には主に自転車で移動。
備考 参加前2週間の移動記録を、地域の受入団体に提出する必要があります。
地図
募集情報

▼ 募集情報

企画者・参加者の声 2017年水銀の排出抑制を目指した国際水銀条約、水俣条約が発効した。環境問題の原因は我々の内側にある事がこの問題の本質だ。放置竹林の伐採、炭化は、未来への希望かもしれない。ナウシカの様な若者が育って欲しいと願う。一日の仕事が終わって、新鮮な果物を口しながら天草に沈む夕日を眺めると未来への希望と力が自然に沸いて来るから不思議だ。
(NPO法人 植物資源の力代表 金刺潤平さん)
企画 村祭りをはじめ、盛りだくさんの地域や学校行事に参加できます。
その他 植物資源の力のHPはコチラ
 期間中に短期ワークキャンプを行う可能性もあり。
資格 循環型環境保全に興味がある人。自転車に乗れる人。高校生・カップル・親子・障がい者の参加も応相談。授業・仕事をリモートで行いながらの活動は不可
こんな魅力 * 気候変動防止の実践アクションを起こせる!
* 色々な本物・本気と出会う機会がある。