• 国際ボランティアNGOのNICE トップ>
  • NICE NEWS!>
  • 【カンボジア】巨大開発に立ち向かい、マングローブを守り続けるHimさんの来日報告ができました!彼の所での9/15-24(最初の4日間参加も可)のワークキャンプ参加者も募集中☆【総合ページ】

【カンボジア】巨大開発に立ち向かい、マングローブを守り続けるHimさんの来日報告ができました!彼の所での9/15-24(最初の4日間参加も可)のワークキャンプ参加者も募集中☆【総合ページ】

2017/08/03

【カンボジアでマングローブを守る】総合ページ(報告)

  

 カンボジア・カンポット州で巨大な港湾開発に立ち向かい、マングローブの森を守り続ける
住民グループのリーダー、Him Soemさん。2017年にはNICEが主催する「地球温暖化を防ぐ世界森林ボランティア・サービス(SCC)の推進フォーラム」(共催:CCIVS、NVDA。助成:国土緑化推進機構)に参加するため、ボランティアリーダーのRachanaさんと共に、5/17-24に来日して下さいました(2人とも人生初の海外)!

<現地の状況・Himさん達との取り組み>
 彼の地域では生命の宝庫であるマングローブ林が、違法伐採や開発によって年々減少しています。
そこでHimさんのグループ「Trapaing Sangke Fishing Community」は、2012年からNICEの提携
NGO・CYAと協力して国際ボランティア・ワークキャンプを受け入れながら、マングローブの保全・再生
(種取り・育苗・植え付け・その後のケア)やエコ・ツーリズムハウスの運営を行っています。

 ところが現地では日本が最大の出資国であるアジア銀行やカンボジア政府も加わった巨大な港湾開発が進行中です。2016年には大規模な護岸工事が始まり、現地の環境と生活に大きなダメージを及ぼしています。工事は住民やNGOの懸命の抗議活動もあって中断していますが、またいつ再開するか分かりません。

 「保全活動を止めないと殺すぞ!」とまで利権側に脅されながらも決して屈せず、盗聴されないように
仲間との会議は沖に出て口頭でしています。ムチがだめなら飴で、と今度は一生遊べる大金をやるからと
誘惑されても、「地域の人達・将来の世代のために」と首を振らず、Himさんは活動を続けています。

 開発にもそれを望む・求める人達がいるのだし、一度動いた巨大事業を止めるのはかなり難しいでしょう。が、開発側のニーズも考慮しながら、少しでもダメージが少ない方法に変えることはできるはずです!
◆ Himさんへのインタビュー(2016年7月に収録。和訳の字幕付き)
◆ 現地での植林ワークキャンプの概要・様子(頁の下の方をご覧ください)

<現地での活動参加・日本でできるご協力の募集>

 1人でも多くの方から、ほんの少しずつでも頂ければ、それが森と暮らしと地球環境を守り、
国を超えた友情と協力の育みにつながります。ぜひとも、お願い致します!


★ 現地のワークキャンプ(国際ボランティア活動)に参加する。
 者を募集中です。詳しくはこちら
 

★ CO2排出量を削減する、カーボン・オフセットに参加・協力する。
 昨年から気候変動防止特別事業の受入先として、CO2排出量削減に着手しております。
昨年は実験的に約600kgの排出量を減らしましたが、今年は約3トンに増やす計画です。
今年、海外への渡航をお考えの方はぜひご協力をお願い致します!
特に渡航しない方も、排出を減らすための寄付として、1200円(100 kg)からお願いします!

宜しくお願い致します!
NICE 代表 開澤真一郎、TFCプロジェクトチーム メンバー一同