NICE初のオンラインWorkcampで、水上スラムを応援!

【こんな方にオススメ】
● 海外には行けないけど、国際ボランティアをしたい!
● ベトナムの女性達の困難な状況を知り、力になりたい!
● ベトナムの若者達と交流して、文化を紹介しあいたい!

オンラインワークキャンプ ESA 1 (ベトナム Hanoi) 3/5~3/7
オンライン・ワークキャンプの総合案内(こちらも必ずご覧下さい!)

ワークキャンプ情報
コード NICE-21-0305VA
ワークキャンプ名 ESA OL1
開催場所 ベトナム Hanoi(日本側は自宅か横浜)
期間 3/5(金)17時~3/7(日)19時
分野 開発・福祉
参加者 日本6人、現地4人(実績)
背景  SJV(Solidarity Jeunesse Vietnam)と2010年から共催するプロジェクト。SJVは2005年設立、ワークキャンプや中長期ボランティア等で、子ども・福祉・環境に熱心に取り組む。

 ベトナムの首都ハノイ。そこには急速な経済発展ときらびやかな暮らしの影で、底辺にあえぐ人々がいます。親戚のDVから逃げ出した。一攫千金を狙って都市に出たが、失敗した。悪い人に騙され、お金と土地を無くした。そんな様々な事情で家も仕事も故郷も失った彼らが最後に行きつき、寄せ合って暮らすスラム「漁師村」が紅河のほとりにある(実際は漁はしないが、水上に住むのでそう呼ばれる)。夫が酒に溺れて働かなかったり、死別や失踪された女性も少なくない。女性達は近くの市場で捨てられた青果を拾って売り歩くが、1日1ドル位しか稼げないので、何とかその日食べていくのが精いっぱい。多くの子どもが学校に行けず、病気になっても医者にかかれない。

 現地のNGO・SJVは、2004年の発足からこの漁師村に日本・世界の国際ボランティアを集め、子ども達に無料で教育や昼食を提供したり、安全のために浄水器を作るなど、色々な形で彼らを応援してきました。
 2008年、NICE代表・開澤が漁師村を訪ねた際、村長に手紙を渡されました。「Anhと申します。24歳です。私は6年前に息子を出産した時、病院にお金を払えなかったので、出生証明書をもらえませんでした。このままでは来年から小学校に通えません。どうか50ドルを下さい!」

 そこで、NICEが水環境保全のために世界中に広げていた「エコたわし」の編み方を彼女に教え、滞在中に25個を作ってもらって、1個2ドルで買い取りました。男の子は学校に通えることになり、その話を聞いた大学生の松岡さんが翌年、漁師村に通って多くの女性達に編み方を教え、「エコたわしアクション」が本格的に始まったのです。フェアトレード型ワークキャンプを2009年から開始。水上スラムに住む女性達がアクリルたわしを作成、ボランティアが日本に持ち帰り、イベントやお店、身の回りで販売している。19年10月までに3,492個のたわしを大勢の協力で売って、約150万円(寄付等を合わせれば209万円!)を売りあげ、生活向上に寄与(ゴミ拾いの生活を抜けだし、店を持った女性も)。
  
 が、コロナ禍で2020年に予定された6回のワークキャンプは全て中止となり、たわしの製作・販売も途絶えてしまったため、女性達の生活にも深刻な打撃を与えている。NICE事務局にはまだ販売されていないたわしが100個以上あるため、それらを売ることが出来れば確実に生活を応援することが出来る。そこで、今回はオンライン・ワークキャンプを初企画し、たわしの販売促進を探りながら新しい形での協働を行う!
 また今回お支払い頂く特別会費の半額は現地への寄付として充てられ、生活を応援します。
仕事  ベトナムと日本をオンラインでつなぎ、ベトナム側は「漁師村」に集まり、畑の開墾や家畜小屋作り、住居の屋根や床の補修等、現地のニーズに応じた作業を行う予定。日本側は在宅でオンライン参加。
3/5(金) 17:00-18:00 日本側 オリエンテーション(ESAについて等)
18:00-20:00 2ヶ国合同① オリエンテーション。漁師村の実情を見たり、住民に話してもらいながら、ローカルSDGs#の紹介。Anhsさんの「生春巻き教室」(日本側も希望者は材料揃えて、一緒に料理できます!)
3/6(土) 10:00-12:00 日本側 エコたわしの販売作戦作り。日本の文化紹介の企画・準備
16:00-18:00 2ヶ国合同② 日本の文化紹介。エコたわしの販売作戦を共有・議論
3/7(日) 09:00-16:00 日本側 エコたわしの販売作戦を各自で実行(最短1時間でOK!)
16:00-18:00 2ヶ国合同③ 販売作戦の結果発表。今後の計画・総括
18:00-19:00 日本側 今後の計画・総括の追加
#ローカルSDGs:現地の背景・状況→今までの活動とその成果→今後の活動計画と期待する成果→2030年に目指す姿の4部構成。NICEが主導して国内外の各地と作成中。
場所 【ベトナム側】首都ハノイ。漁師村は紅河沿いに作った水上家屋の集合体で、漁師ではないが、そう呼ばれる。住民は近くの市場等で働いて生計を立てるが生活は厳しい。
【日本側】自宅またはオンラインでつながる希望の場所どこでも
宿泊 なし
 
地図
募集情報
企画者・参加者の声  スラムの女性リーダー・Anhさん(最初にたわしを編んだ人)を、2016年に日本に招待しました!(クラウド・ファンディングでは23人から31万円を頂き、目標達成)。
クラウドファンディング詳細】この活動の背景も色々書いてあります!
企画 生春巻き教室
その他 ☆ 参加費用:10,000円(NICE年会費が有効な方は、特別会費の7,000円のみ)。うち30 USD(約3,500円=特別会費の半額)が、現地へ寄付されます☆寄付は漁師村とSJVで折半するため、1日1 USD程で暮らす家庭にとっては半月分の収入に!
☆ エコたわしアクションの総合頁
☆ 以前の参加者が国際ボランティア大賞で発表したファイルはこちら
運営スタッフ 【ベトナム側】Nam Chaさん(SJV専従職員。ESAプロジェクトのベトナム側責任者として長年支える。2016年にAnhさんと共に来日)

【日本側】開澤真一郎(NICE創設者・代表。ESAプロジェクトは立ち上げ時から日本側責任者として主導し、現地にも多数訪問)

山口紗矢佳(NICE理事・元職員。ESAプロジェクトに長年携わり、現地も数回訪問)
  
空港  
資格 ● PCまたはスマホ及びWifiを持ち、自前でオンライン参加できる方
● 現地での活動と今回のプログラムに十分の関心と意欲を持つ方
● カタコト以上の英語力を持ち、意思疎通する努力を行える方
こんな魅力 * 日本・自宅にいながら、ベトナムとの交流・協力を楽しめる!
* 一層苦しい境遇にある、スラムの女性達の力になれる!
* 参加者には漏れなく、女性達の作ったエコたわしをプレゼント!

このプロジェクトに関する絵本